ものづくりのフロー
商品がお客様の元へと届けられるまでの過程には、さまざまな部署で働く多くの社員が関わっています。
※職種をクリックすると説明が開きます。
事業企画
事業計画の策定・推進に必要な情報をまとめて分析・報告し、経営層の方針を社内へ展開する役割を担っています。
事業の課題や市場のリサーチ結果を分析しながら業務を進めていくため、大局的な視野による企画力に加えて、予算策定・実績管理等の数値管理の能力も必要とされます。
商品企画
今後市場に投入していく製品を企画する職種です。
お客さま、競合状況、自社技術に関する情報を収集し、分析することで、市場のニーズ・ウォンツに合う製品コンセプトを考えます。
そのコンセプトを元に、開発部門、営業などの関係各署と話し合いを進め、機能、性能、デザインを具体的な形にしていきます。
設計
商品企画で決定されたコンセプトに合ったものを図面化するのが設計の仕事です。
新たなモノを生み出すには、さまざまな制約がつきものです。たとえば、デザイン、外観、機能、強度、コスト、生産性・組立性などに対する検討を社内外の関係部署と行いながら開発を進めていきます。
製図、強度計算といったデスクワーク以外にも、組付け性の確認や簡単な実験なども行います。
実験
計測技術を駆使し人間の感性を数値化。製品の機能・性能・信頼性に関わる実験を行います。
ベンチ(試験台)での性能開発やお客様の事故・けがの防止を目的に、走行実験や各機能・信頼性の評価を行うことで得られたデータから現象を解析。設計部門・製造部門にフィードバックしています。
開発段階でもっとも多く製品に触れる職種であり、お客様の視点に立った製品開発に大きく貢献しています。
製造技術
新機種の生産準備のため、図面から品質やコスト、スピードの面を考え最適な工程を設計し、必要な設備や治工具を準備、開発しながら、生産ラインを構築していきます。
既存の生産ラインについては分析・改善により、コストを削減し、安全で作業しやすい職場をつくります。
また、日本で培った 技術やノウハウを元に海外工場への支援も行います。開発、コスト、製造に至るすべてのことに携わるため、仕事の幅も広く多くのスキルが要求されます。
品質技術
製造物が設計書通りに作られているかどうかチェックする“検査機能”や、不良を減らしたり、不良を解析し原因を見つけ対策を打つといった“解析機能”、取引先の監査や設計改善での不具合削減といった、品質管理に関わるさまざまな仕事を受け持ちます。
生産管理
製品を市場に送り出す製造部門の要としてリーダーシップを発揮する、製造部門のコントロールタワーです。
各製品の生産台数について、工場の能率と市場要望の最適化を考えながら計画を立てる「生産計画業務」や、新しいモデルを円滑に立ち上げるため、問題を解決しながらプロセスの改革に取り組む「生産準備業務」など、お客様が欲しい時に適確に製品を提供できるように努力するのが、生産管理の仕事です。
調達
製品は、材料や部品がなくては成り立ちません。
製品を作るために必要となる原材料や部品を国内外のメーカーから調達し、社内外に供給するのが調達の仕事です。
最高の製品を作るために、品質・価格・納期といった総合的な観点から、原材料や部品をレイアウトしていきます。
その他にも「調達する部品の品質向上を推進する業務」や「今後生産されるモデルの開発段階から、技術者とともにモデルの開発に携わる業務」などがあるため、技術的な知識も必要となります。
営業
商品の受発注や管理、在庫や納期の管理、資料作成など幅広い範囲の業務を行います。
海外営業
現地拠点のある地域向けの営業として、海外の現地拠点と連携しながら、販売計画の立案・調整、セールスプロモーションの企画・展開など、多岐にわたる業務を担当します。
それ以外にも、輸出手配や、現地の市場動向を社内の各部署に伝えるといった、要の業務もあります。海外営業部門には、英語力は当然のことながら、製品知識、交渉力と、自分次第であらゆる能力が身につく環境があります。
また、これまで未開拓だった市場へ製品を紹介・提供し、アフターセールスをフォローしながら市場を創造していく市場開拓営業があります。代理店設定から代理店への指導、さらには実際に市場を訪問してお客様と直接触れ合い、何を求めているのか、何が問題かを理解しながら、解決法を提案・供給します。担当国が多いため、一人の営業が複数の市場を担当しています。
サービス
品質保証